一点集中
読者の皆様、こんにちは。船津脩平です。
今日は「1点集中」ということについて書いてみたいと思います。私が仕事する上でいつも大事にしている考え方の一つです。
(お茶を入れる時のような静かな気持ちって大事だよね)
街づくりへの独自のアプローチ法
ご存知の方も多いと思いますが、私どもの会社「株式会社RELI.STYLE」は会社としては「エリアリノベーション」という1つのミッションに向かって突き進んでいる会社です。佐賀市唐人町に一局集中出店を続けており、現在6つのブランド店を経営しています。
全て徒歩5分圏内、まさに1箇所に「集中」出店です。珍しいでしょ?おそらく、地域の活性化を、自社による複数のオリジナルブランド店舗づくりで実現しようとする街づくりアプローチは、私は聞いたことがない。
集中出店戦略でどこまでやれるか、いざ勝負!
今後も2024年まではこの戦略のもと、佐賀市中央大通りに集中出店を街づくりアプローチ(事業)を進める計画です。コロナを初めとした時代の流れがあるため、計画通りに進むかはわかりません。計画はあくまでも計画、自分でたてた計画に自分が苦しめられてたら、もともこもありませんから!笑
(・・・と言う割には、目標のために結構ムチャなDIYをする時も多いけど!)
自由への道、それが経営
え!?船津さんって、目標を立てたら絶対に根性根性ど根性で達成するタイプじゃないんですか?・・・違います。絶対に、という言い方をするなら、絶対に勝負には勝ちたいタイプですので、だからこそむしろ臨機応変に柔軟に、バランスよく、持てる資源を投資する方です。勝つために。
なので、無理はしません。だって、無理とは字のごとく理が無い、つまり当てずっぽうってことでしょ笑。
経営は自由のためにある。自由に生きるために経営をしている。自由に生きる人を増やすためにも。それに社員を守るのも社長の役目だし。無謀な目標にひた走るのも嫌いじゃないですが、夢と現実はバランスよく、経営は投機じゃない。きちんと結果を積み上げていくものだと思っています。
(達成感。これぞ、ミスチルの言う「世界一の酒」の図ですな)
ランチェスターも言っている。的を絞れ!と。
あら、ランチェスターさん、同意見だね、奇遇だね〜(笑)って怒られるでしょうか。ランチェスター戦略ってご存知ですか?知ってて損はない、知っておくべき弱者の戦略。ただ、私はそれを知ったからこうしているわけじゃない。
そこ、大事なポイントだと思うのです。
人から教わって、やる人間か、
自分で考えた結果、正解だったか。
どっちも結果は出るし、人から教わった方が早いこともある。でも、自分で道を拓ける人間になる方が、少なくとも若いうちは大事かなーって。
私の場合は、価値観もそうだし、行動もいつもそう。ただ、自分の置かれた立ち位置から、自分たちが最も勝てる道筋を考えれば、どう考えても、この戦い方しか私には残されてなかった。勝つためには。もとい、夢を実現するためには。
なぜ、佐賀で事業を?
この話は今回のテーマから言うとちょっと蛇足ですが、事業対象地域としてここ佐賀駅前の地を選んだ理由をお伝えしておくと、私の地元が佐賀(細かく言えば私は多久市出身ですが、もう少し広い視野で地元)だし、佐賀市は県都だから。そして、エリアリノベーションとは、ざっくり言えば【さびれてる状態→活気のある状態】へと変化を起こす仕事。そう、そして私がここで事業を始めた2013年ごろは唐人町は残念ながら言わずと知れた、THE寂れた街!!我らが県都メイン通りが寂れてるのは寂しいです。だってここ佐賀の顔!だから選んだ。エリアリノベーションをしたい弊社にとって、ここを事業の対象地にしないほうがむしろ不自然でしょうw
(開業当初ころ。・・・若いな、俺w)
田舎ほど成り立つ、エリアリノベーションという考え方。そのリーディングカンパニーは、日本にいない。
ところで、「地方創生」が国策として重要視されています。大きな視点では、国全体で今後の日本の国力(GDP)を高めるための地方創生事業。都市部と地方がバランスよく機能し合った方が、諸問題が解決されやすく、全体として有意義だという考え方。その考え方には私は賛成です。
問題課題は、その地方創生をどう進めるかについて、方法論があるにはあるようだけど、効果は今一つ。そりゃ仕方ない、長い歴史の中で前例がないのだから。とても曖昧。各機関てんでバラバラ。だから急速には進まない。
そりゃそうだよ。
「今起きてる問題を解決できるのは、つまり、未来を開けるのは、今を生きてる人間だよ」・・・って誰かが言ってたな〜。
答えは教科書に書いてあるとは限らないんだから。
ってこれ、苦言じゃないですよ。社会に苦言を言い出しら起業家はおしまい!社会や政治に不満を言いたいわけじゃないですよ、むしろ、その逆。
経営とは環境適応業ですので、どんな社会になっても適応していく。モノゴトは多面性なので、いつだってポジティブに捉えることができる。
つまり!
みんなが押し進めたい地方創生には、その実現方法において自由度が高い、ってこういうわけです。
だから、私は私なりにRELI.STYLEなりに、仮説を立てて取り組んでみればいい。そうしているわけです。
一点集中、一か所集中で。
複数のブランドを展開し、商圏を作る、とね!
(ヘッドスパをカフェと併設という発想。スッゲー人気なんすよ、ヘッドスパ!)
自分で考えた道筋と答案。つまり仮説。
仮説を人生かけて検証する。それこそ、起業家の生き様ってもんだ!ってカッコつけてみるのもいいだろw
地方創生にエリアリノベーション企業は必要だ!多くの人にそれを感じてもらい、街に行政に必要とされる存在がエリアリノベーション企業になる。その先駆者にRELI.STYLEはなってやろうと、フッフッフ、とそんなちっちゃな野望も持って今日も奮闘するわけでございます。
別に先駆者でなくてもいいんだけどさ!むしろ、みんなも同じようにやって欲しいし、やってみたらいいと思う。ただし、お店を成り立たせるって、そう簡単じゃないけどね!しかも複数ブランド、複数店舗で。それができて初めてエリアリノベーションに繋がっていく。経営力が試されます。ぜひやってみてください、やれるもんならね!なんつって(笑)
(シャッターだったことを思えば、天と地の差!そりゃ女子も歩くわ)
話を「一点突破」に戻そうwww
すみません、だいたい脱線するのですが、許してね、無料で読めるブログなんだし笑。
1点突破、あらゆる面で「その方が強い」って私は思っています。大きく分けて、その強さの理由は以下の2点にあるのではないでしょうか。
- 1点突破スタイルの強み
- まとが絞られてるので認知されやすい(ブランド力がつく)
- 資源の集中投下で課題解決力が高い
弊社は、最近佐賀県が主宰する「ローカリストアカデミー」において取り上げていただき、おかげさまで更にブランド力が付いたのも、県都のメインストリートである中央大通りに集中的に事業を展開しているからではと思っています。
【参考に取材記事を転記しまーす!】
空き店舗のシャッターを開いて、まちの未来を切り開く。『株式会社RELI.STYLE』代表取締役 船津脩平さん|佐賀市【SAGAローカリスト4】|EDITORS SAGA
https://editors-saga.jp/editors/localist2020/20200819_956.html
日々の仕事の仕方でも。
一点突破仕事術。言い換えるなら、「資源の集中投下仕事術」それは日々の仕事の取り組み方においても有効でしょう。
自分の資源である「時間」の使い方が主なところです。
最近、ちょうどこのあたりについてリーダー社員に伝えた話がありました。弊社独自の社内教育システム「オンラインラボ」おいてです。
オンラインラボと社内ユーチューバー!
RELI.STYLEでは、およそ8名のリーダーがおります。リーダーにはそれぞれに持ち場や役割があるのですが、その中から月間に数名が社内ユーチューバーとなり、仕事のテクニックやコツを全社員と共有する機会を設けています。店舗ごとに営業時間が異なるため、全員が一同に介してミーティングをするのが難しいという課題をクリエイティブに解決した会社運営システムの一つであり、店舗運営会社RELI.STYLE流マネジメント、その工夫の一つです。
ところで、弊社RELI.STYLEでは、会社構造を3つの階層に分けて考えており、それぞれにリーダーがおりますが
〜弊社3つの階層構造〜
- 会社(株式会社RELI.STYLE)
- 店舗ブランド(CAFE木と本など現在6店舗)
- アメーバ(部門のこと。社内に現在8アメーバ)
- 店舗ブランド(CAFE木と本など現在6店舗)
リーダーに向けて、一点集中による仕事術のお話を、私が社内ユーチューバーになってやりましたので、今回のブログで恥を忍んで皆様に公開したいと思います。
新しいチャレンジと近況報告
最近では、コロナに負けず、古き(既存事業)を大切にしつつも、新しい形や業態を模索し、調査し、独自に考え、皆で分担しながら、それらを小さく試している状況です。そんな中で、売り上げは横ばいからやや上向き傾向という好調な状況。ファンの皆様、真摯に頑張るクルーたちのおかげ様です。
令和になり、時代は動いています。私たち経営者は、誰もわからない未来について、こうなっていくのだろうと、自分なりの頭で未来図を見据え、大なり小なり「決断」を日々して行かなくてはなりません。「新業態」へと舵をきるタイミングが今。そして私たちRELI.STYLEは小さくですが明らかに「行動」を起こしていて、私はその成果を肌で感じているところです。
これから、どう行動すべきか、
過去の事実をもとに正しく決断し、
一点突破していきたいものです。
ではまた次回お会いしましょう。