頭ではなく「腹」で夢に向き合う



2020年に入り、年末年始の諸々が少し落ち着いてきたこの頃、ふと思えば今年2020年は私は36歳になる年です。



独立開業したのが私が25歳になったばかりの冬でしたので、ちょうどまるっと10年がたったところです。光陰矢の如し!!



私自身はいつまでも若い気でいましたら・・・実際に20代前半くらいの若い子たちから見ると、私はまあまあおじさんなのです!笑。



見た目がおじさんになって参りましたが、中身はどうでしょう。この10年、起業家として積み重ねてきたこと、乗り越えた壁によって、確かに35歳起業家らしいこと言うようになってるようではあります。よかった・・・それなりに中身も年輪重ねているようです!




夢追い人たち



若い人から「起業」「夢」の相談を受けることが少なくありません。20代の方で将来起業したいと考えているという方からの相談です。相談するのにちょうど良さそうなあんちゃんが私なのでしょう、うん、確かにそうだ(笑)



そういう方から相談を受けてまず思うことは、
第1に、相談されて私めちゃくちゃ嬉しい!笑
第2に、この子、ちゃんと自分の言葉で目上の人に相談できるできるその謙虚さや勇気、偉いな!



私もそういう若者だったので、そういう相談やお話、大好きです。夢の話って、何よりも前向きな話ですもんね♩



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(これは私が起業を決意したアメリカ横断バックパッカーの旅の時の写真。まだ若かりし23歳!)



そんな時は、とにかくまず丁寧に話を聞く。そして、私なりに一生懸命、丁寧に、自分の経験から生じた考え方、言葉をGiveしてGiveしてGiveしまくります。




全部やればいいのに



夢を持ち、準備をしている方、または悩んだり迷ったりしている方がいます。そのような方々は、「建設的な考え」をできる方が多いように思います。少なくとも私のもとへ相談に来てくれる素晴らしい方はそうですね!



「建設的な考え方」「ロジカルシンキング」ができる、素晴らしい素質をもつ若者たち。



でも、それが足を引っ張ることもあるのだよ、と私は思うし、一生懸命に伝える。「熱」というか、もっと大事な成功要素があるんだよと。ロジカルくんは脆弱だよと。




かくいう私はとてもロジカル野郎



私、ロジカルシンキングでは負けません。ケッコーロジカルです、自信があります。



でも、

それは武器ではあっても、必殺技ではない。
それが必殺技のやつは、チャンピオンになれないと思う。(出ました、生意気発言w)



ロジカルシンキングが必殺技でうまく生きていきたいなら、起業家ではない方がいいのではと思うのであります。




ロジカルで未来を描くことの限界



限界というか、見落とし、ですかね。



それは、

今の自分の能力や状態を基準に未来を考えてしまっていること・・・!!



歳をとれば、体力も落ちる・・・とかそういう意味ではありません。むしろその逆で、経験値とともに、能力は上がっていくことを計算に入れきれてないことが問題だと感じるわけです。



計算に入れてない、というより

むしろ

成長できる自分の像が見えてない
成長できる自分の像を信じきれてない



知識の話ではありません

「格」です。人の「格」

思考も、行動も、勇気も、決断力も、
人気も、忍耐力も、

成功のために必要なチカラの全ては

その人の「格」と密接な関係があると私は思います






「格」とは、格段にすごい、とか、格上だ、とかいう使い方をしますね。「格」は小手先のスキルとか、誤魔化しではどうしようもないもの



その人の乗り越えてきた壁の厚みの分だけ、高さの分だけ、格は上がるのではないでしょうか。



少し話が逸れていいなら、格をあげる方法はもっとあって、愛する家族の死を乗り越えることとか、優しさからくる自己犠牲を自己犠牲とも思わない大きな気持ちになれる経験とか、そんな深い深い経験で高まるのではないかと考えます。



まさに人格ですね。


格をあげる行為(生き方)は、ロジカルシンキングの領域を超えてますよね。



だから、ロジカルな考え方や建設的な考え方では、起業家の未来は描けない、夢は描けない、私はそう思います。だから、建設的な未来予想図には違和感を感じるのです。




あらゆることが進化する



「格」を上げることをロジカルシンキングではなしえない。なぜなら、深く精神性の世界で起こることが格のあげ方そのものだから。



起業を志し、いや、起業してしまい、ズタボロになって働き、考え、努力していれば、格が上がっていくものです。苦労するから。



数年もすれば、「能力」「発想」などできることが全然違う。レベルが高くなっています。




だから、こだわりなく、なんでもすればいい


ロジカルに考えれば無理っぽいことを全部やるべきだと思います。



もちろん、失敗するかもしれないし、苦労するかもしれない。



でも、それで格が上がり、自分が一段階進化する方が、よほど価値がある。失敗は取り返せるのだから。




今の自分を基準にしてはならない


パンクするほどのことをすれば
それを乗り越えようとして

あらゆることが進化する。



進化できなければ、
ただ、やれないのであり

やれる人は進化させている。




「腹」で夢に向き合え



マインドのカラクリ。今日語ったことは、伝えるのが非常に難しいことで、うまく伝わらなかったかもしれません。ごめんなさい。



私は、小さい頃から空手をしていますが、小さい頃はガリガリで気持ちも弱く泣き虫で、空手は弱かった。



20120516西日本新聞ワールド優勝記事



その私が、28歳で世界チャンピオンですよ。鼻の骨を骨折しながら、優勝ですよ。すごいでしょ!笑笑



優勝を自慢したいわけではありません。優勝者なんて毎年1名生まれてるわけで、たくさんいます。



そうではなくって、弱虫泣き虫→世界チャンピオンの道のりには、全てがあったと言っても過言ではなく、ある道で全てを見てきたわけです。てっぺんまで見たかどうかは、他分野においての努力でも、その差は大きいのではないでしょうか。



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だから、私は、勝ち方を知っている。
本物な人たち、優れた人を知っている(私のことではありませんよ、そういう先輩や先生を世界で見てきたということです)



格です。
スキルではありません。



だから、近道などなく、
一歩一歩、小さな頭でロジカルに考えるのではなく
「腹」で夢に向き合い、
やりたいことを全部どんどんやるべきでしょう。



んー、今日も熱かった!笑
この続きは、ぜひお酒でも飲みながらね!



文責 船津脩平




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