7つ目の起業 / LIGHTHOUSE
読者の皆さん、こんばんは。
リリスタイルの船津脩平です。
先日またまた初めてお会いする女性から船津さんのブログ読んでますって言われました。2人目です。やばい、超うれしい!同時に、まじでもっと真面目に(短く、わかりやすく)書かねばとプレッシャーを感じた瞬間でした・・・!でも長くなるんですよね!なんで長くなるんだろ、下手だからです。そして熱いからです。下手で熱いやつってどうしようもないわ笑
さて今回も
超ポジティブで真面目で熱くて下手な
船津のブログ、グイグイいきましょう
今回のタイトルは「7つ目の起業」です。
起業を語る前に
(語るほどの実績はないですが、語るのに実績とか不要だよね。自由でいいんです)
私なりに、「起業家ってなに?」に触れたいと思います。
起業家って何?
世の中には「経営者」「起業家」なんて言葉がありますよね。
私は現在いくつものお店や事業をゼロから立ち上げてるからでしょう、周りからよく「起業家だね!」って言われます。
起業家ってなんだろう。ちょっと前からピンとこない言葉だと思い始めました。いやそもそも経営者って「者」なのに起業家は「家」なんや!
起業者とは言わない、起業家。
経営家とは言わない、経営者。
ウィキペディア先生によれば、「起業家(きぎょうか)とは自ら事業を興す(起業)者をいう。 通常、ベンチャー企業を開業する者を指す場合が多い。」のだそうです。
・・・「ふーん」くらいでした。ウィキペディア先生の力を持ってしても、私にはピンとこなかったので、自分で考えることにしました。
そもそも「者」がつく俺が好きな言葉は?
・・・あ!「実力者」「」とか。
では、「家」がつく俺が好きな言葉は?
・・・あ!「武道家」とか。
しかし、ここで思った。
「研究者」ともいえば「研究家」ともいうぞ!!
あ・・・!なんとなく見えてきた!(気がする)
実力家ではなく実力者。
武道者ではなく武道家。
起業者ではなく起業家。
経営家ではなく経営者。
研究者のイメージと・・・研究家のイメージ。
お・・・!なるほどつまり
者=実務的、左脳的、立場を指すのみ。
家=独創的、右脳的、表現者。
うんうん!こんな感じ、ですね!!
つまり・・・
独自性と自由度、それが起業家
ということで、私が起業家かどうかについて再度照らし合わせてみると、私は起業家ですな!!笑
なぜなら、独創的なポイントが確かに幾つもある。
例えば・・・
- 田舎のシャッター街に特化して出店しシャッター店を人気店に変えればまちは活気付くはずという自分なりの仮説を検証するため、事業活動を通してエリアリノベーションさせるというコンセプトとマインドセット(考え方)がそもそもだいぶマイノリティ!
(写真は2019年に新しく出店した店舗のいつもの風景)
- ありそうでないお店の形(商品やサービス)をプロデュースしている!
- イマドキ流行りのもの(飲食ならタピオカとか、資金集め方法ならクラファンとか)に興味がないわけではないが独自の考え方からそれらを採用しないで開業を続けている点。
そんなところでしょうか
なので私はこれから自信を持って「起業家です」ということにします!規模は・・・アマゾンやアップルの創業社長とかと比べるとしょぼしょぼですけど(そもそも、そんな神様レベルと比べるのがバカだ笑)
さて、では起業や開業に興味のある方も読者には多いと思いますので、参考になればという気持ちで、起業家フナツシュウヘイのこれまでの起業の歴史をみてみませんか。
(写真は、最新版の起業店舗LIGHTHOUSEの様子)
現在4つのお店を経営している私ですが、数えてみたらこれまでに7回起業したことになるのかな、と思います。数え方ですけどね、1つのお店に複数の機能(部門)があるのでそれらを全てカウントしていたらかなりの起業数になりますので、ここでは店舗と部門のうち売上高や独自性の視点から大まかに数えることにしたいと思います。
body-mind LOOP
- 1回目の起業
- 第1号店の前身となる個人事業体(現在はありません)
- 24歳(2009年)
- 特徴特徴佐賀では当時まだ珍しかった加圧トレーニングを用いたパーソナルトレーニング指導が受けられる。
個人事業主として出張サービスのトレーニング指導者「body-mind LOOPトレーニング指導」として起業。パーソナルトレーニング指導が主たる商品。
- 特徴特徴佐賀では当時まだ珍しかった加圧トレーニングを用いたパーソナルトレーニング指導が受けられる。
RELI.STYLEフィットネス
- 2回目の起業(第1号店/現存)
- 28歳(2013年)
- コンセプト
- 短時間で効率よく!女性のためのフィットネスジム
- 独自性
- 女性専用フィットネスクラブである
- ピラティス/加圧/ストレッチ/ウエート/有酸素環境といった提供できる商品サービスが豊富
- 少人数制なのでしっかり効くトレーニングができる
- ウェブ予約制なので予定が立てやすく忙しい方にこそ人気
- ライセンス保有の運動指導のプロが教える環境
- パーソナルクオリティなのに相場より高額ではない
上記の個人事業主が発展し、リアル店舗1号店「RELI.STYLEフィットネス」を開業。もちろん現存する弊社1号店。通称「リリ」。リリでは、body-mind LOOPの時にパーソナル指導しかなかった商品を、このRELI.STYLEフィットネスからは「パーソナル指導」「グループ指導」「セルフ利用環境」「物品販売」の4本柱に発展。
- コンセプト
CAFE木と本
- 3回目の起業(第2号店/現存)
- 30歳(2015年)
- コンセプト
- 木と本+人=体を休める場所
- (店名「木と本」にニンベンをつけると「体と休」になる)
- 独自性
- ロングステイ歓迎のブックカフェ
- コーヒーはハンドドリップで淹れており豆は焙煎まもない豆を当店オリジナルブレンド3種ご用意
- 通常カフェ利用の他に、「フェロー」という独自の会員システムがありフェローになると様々な特典が受けれられるサービスがある
2店舗目となる「CAFE木と本」を出店。その際に、個人事業主から法人化しました。フィットネス主体で発展してきた弊社の、それまでとは異なる業種への挑戦。「木と本」では「飲食」「コワーキングスペース」「雑貨販売」の3本柱を軸に商品構成。
・・・え?ちょっと待って。
木と本ってヘッドスパもあるでしょ?
そうです。その通りです。木と本はブックカフェでありながらヘッドスパもある。それを今回は敢えて4回目の起業に分けてカウントしてみます。
ヘッドスパ木と本
- 4回目の起業
- 30歳(2015年)
- コンセプト
- 丁寧に「ほぐす」ヘッドスパ
- 独自性
- カフェの中にあるヘッドスパ専門個室
- プロの美容師がこだわりのシャンプー剤を使ってリラクゼーションマッサージ
- 頭のケアに加え、「頭のコリ」をしっかりほぐすのが特徴
店舗目の木と本の2階にある「ヘッドスパ木と本」。こちらは「店舗数」にはカウントしないものの、立派な経営状況を誇る部門であり、ほぼ店舗と言えるほどの経営力もある存在。いつでも独立店舗にできるだけの独自のファンも多いお店です。
木と本というブランディングの中で、もっとも大切にしている一貫したコンセプト「体を休める場所が木と本である」という考え方。ゆっくりロングステイしてください、心身を休めらるような居心地の良い空間とサービスを提供したい、そんな場にしたい。そんな思いが詰まった「木と本」なのでヘッドスパがあってもいいし、カフェ飲食部門+ヘッドスパ部門+コワーキング部門のそれぞれの様々な経営上の相乗効果を期待できるから。
ヘッドスパや美容業については私自身は素人です。しかしながら、カフェと同様、ヘッドスパ木と本は、共に事業を頑張ってくれるその道のプロがパートナーとしていてくれたからスタートできましたし、悪戦苦闘しながらも軌道に乗せることがバッチリできたわけです。もちろん今でもその社員は頑張ってくれていますし、私も経営者として成長しましたが、彼女もまた事業部を発展させたリーダーとしてとても成長していることを見ていて感じます。お店の発展とともに人も成長する、本当に素晴らしいことです。
ROUTii BASEトレーニングスタジオ
- 5回目の起業(第3号店/現存)
- 35歳(2019年)
- 独自性
- ピラティス/加圧/ストレッチ/ウエート/有酸素環境といった提供できる商品サービスが豊富
- 少人数制なのでしっかり効くトレーニングができる
- ウェブ予約制なので予定が立てやすく忙しい方にこそ人気
- 男性専用グループレッスンがある
- パーソナルクオリティなのに相場より高額ではない
- ライセンス保有の運動指導のプロが教える環境
築100年を超える古民家で、床面積60坪総二階建の大きな建築を改修し、1階の8割の面積をジムにした店舗。トレーニング施設としてはRELI.STYLEフィットネスに続いて2店舗目となるリアル店舗。男性専用のグループレッスンがあるのが特徴で、運動指導と施設提供を通して、佐賀の男性たちの心身と意識のイノベーションに尽力することはもちろんのこと、トレーナーの社会的地位の向上や基礎トレーニングの大切さの社会への浸透を目指してプロデュースしました。オープンしてまだ1ヶ月ほど、ゆっくりですが着々と会員数増加中です!
TSUITACHI COFFEE & TEA
- 6回目の起業(第4号店/現存)
- 35歳(2019年)
- コンセプト
- 古き良きに新しい光を。
- 独自性
- 佐賀市内初の「ナイトロコーヒー」が楽しめる
- 無農薬の「嬉野茶」が楽しめる
- 佐賀の古き良き銘菓にスポットライトを当てた商品ラインナップ
ROUTii BASEが入る古民家の一角をコーヒーショップにリノベした店内イートインスペース10席程度の小さな喫茶店。新月(New Moon)をモチーフにした黒ベースのシンプルでスタイリッシュな喫茶空間。昨日まで輝いていた新月、今は真っ暗だけど、また明日から輝きだす新月。その様を佐賀の街や銘菓になぞらえて、これからまた輝きだす街になることを期待して。
そして最後(最新)です
やっとここまで来ました・・・
長かった、ちょっと途中で挫折しようとしてました
ここまで読んでくださったあなたは本当に偉い!笑
LIGHTHOUSEレンタルスペース
- 7回目の起業(第5号店/現存)
- 35歳(2019年)
- コンセプト
- 街に人が出てくる仕掛け
- 独自性
- 古民家のよさを残しつつオシャレに仕上げた空間デザイン
この場を「街に人が出てくる仕掛け」にしたいと考えています。どんなことができるか、イメージと案はある程度出来上がっていますが、具体的な数字や使い方に落とし込む作業はまだまだこれからですので、楽しみにもう少々お待ちください。なのでこれはまだ正確には起業途中ってところですかねw
なぜ起業するのか
この答えは、
「もしかしたら誰かが喜んでくれそうだから」です。
本当にそれだけ。
見ず知らずの誰かが喜んでくれたら、
自分も嬉しいじゃないですか。
これをマズローは「承認欲求」と呼んでますね。
誰しも欲求の果てに行動があるのではと思いますが、私はきっと承認欲求のために起業を楽しんでいる。だからこそ、喜んでくれたらめちゃくちゃ嬉しい、そりゃもう、涙が出そうなほど。それに、プライベートな時間など無くなるほど会社やお店のことで一生懸命になっている。
仕事が好きとか嫌いとかじゃない
誰かを喜ばせたいだけ。
喜ばせるということは、ニーズを満たすということ
ニーズには潜在ニーズと顕在ニーズがあり、
潜在ニーズを満たすようなことをプロデュースできたとき
私は特にめちゃくちゃ嬉しい。
だって、その人も表面的にはわかってなかった「物足りなさ」を本人に代わって見出し、提供したんですよ。すごいでしょ!笑
そこに喜びを見出しているので、私はやっぱり筋金入りの起業家なのかもしれませんね。
これからも、自分の感性を信じて、
多くの協力者とタッグを組みながら
独自の視点で頑張りたいと思います!
ご拝読いただきありがとうございました。