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箱船経営(旧・リリスタイル流アメーバ経営)

株式会社RELI.STYLEは、独自の経営思想として「箱船経営(旧・リリスタイル流アメーバ経営)」を採用しています。

私たちは、店舗・部門・拠点・事業部などを、それぞれ一つの「箱」として捉えます。
そして、会社全体を、仲間とともに未来へ進む一隻の「船」と考えます。

箱船経営とは、責任を持つ箱を明確にしながら、経営を見る箱は目的に応じて組み替え、複数の視点から採算と経営状態を診る経営手法です。

2026年9月、呼び方を変えました

当社では2019年には、部門別に採算を見る仕組みを社内で「アメーバ」と呼んで動かしていました。京セラの稲盛和夫氏が確立したアメーバ経営をかじり、見よう見まねで始めたものです。 当時の記事「主観視と客観視」にも、その様子が残っています。

ただ、続けていくうちに、私たちのやり方は本流のアメーバ経営とは違うところが増えていきました。 組織を小さく分けて、それぞれに採算を持たせることが主眼ではありません。責任を持つ箱は固定したまま、見る箱のほうを目的に応じて組み替える。そこが私たちの中心にある考え方です。

借りた名前のままでは、中身と呼び名がずれていきます。そこで2026年9月、呼び方を「箱船経営」と改めました。

ただし、最も小さな単位はいまも「アメーバ」と呼び、部門間でお金が動いたときの伝票も「アメーバマネー」のままです。 かじって真似していた頃からの名残りで、クルーが長く使ってきた言葉なので、わざわざ置き換えませんでした。過去のブログ記事に出てくる「アメーバ」も、当時の記録としてそのまま残しています。

分割ではなく、視点を組み替える

箱船経営は、会社を細かく分割するための仕組みではありません。

近づいて見る。
遠ざかって見る。
横から見る。
くっつけて見る。
分けて見る。

どこに境界線を引くかによって、見える数字も課題も変わります。

どれか一つだけが正しいわけではありません。

箱を変え、視点を変えながら、経営を立体的に捉える。それが箱船経営です。

二つの「箱」

箱船経営には、二種類の箱があります。

預かる箱

固定する

Leaderが責任を持って運営する、実際の組織上の箱です。主な単位は、アメーバ|部門、Store|店舗、Dock|拠点、Division|事業部。

誰がどの箱を預かるのかを明確にします。責任の所在を曖昧にしないためです。

見る箱

組み替える

経営判断のために、その都度つくる分析上の箱です。店舗の枠を越えてフード部門の採算を見る。全店舗の人件費を見る。Dock内の飲食部門だけを見る。フィットネス各店舗のパーソナル部門だけを見る。

これは新しい組織をつくることではありません。経営を理解するために、一時的に「見る箱」をつくることです。

預かる箱は固定。見る箱は可変。これが箱船経営の基本です。

主な経営単位

アメーバ|部門
最も現場に近い経営単位。フード、ドリンク、物販、パーソナルなど、店舗の中にある機能や事業を一つの「アメーバ」として捉えます。売上、原価、人件費、経費、利益などを確認し、小さな単位から経営状態を把握します。
Store|店舗
一つの店舗・ブランドとして採算を見ます。アメーバ単位だけでは見えない、店舗全体としての収益性や役割を確認します。
Dock|拠点
複数の店舗や機能を、一つの運営拠点として見る単位です。Dockは距離だけで自動的に決まるものではありません。RELI.STYLEが一つの運営拠点として管理すると定義した範囲をDockとします。
Division|事業部
フィットネス、コーヒー、ヘッドスパ、コワーキングなど、事業領域ごとに店舗やDockを横断して見る単位です。その事業が会社全体の中で、どのような成果と価値を生んでいるかを見ます。
RELI.STYLE全体
最後は会社全体です。小さな箱だけを見てもいけない。大きな箱だけを見てもいけない。小さく見て、大きく見る。そして、また小さく戻る。その往復を繰り返します。

箱船経営の6つの原則

1

小さくも、大きくも見る

会社全体が黒字でも、一つのアメーバに問題があるかもしれません。一つのアメーバが赤字でも、StoreやDock全体では価値を生んでいる場合があります。一つの視点だけで判断しません。

2

見る箱は組み替える

組織図は必要です。しかし、経営を見る視点まで固定する必要はありません。目的に応じて箱の境界線を引き直し、同じ事業を違う角度から見ます。

3

部分最適と全体最適を往復する

一つの部門だけを良くしても、店舗全体を悪くしては意味がありません。反対に、全体だけを見ていれば、現場の小さな問題を見逃します。部分を見る。全体を見る。また部分に戻る。

4

数字は人を責めるためではなく、考えるために使う

数字は、人を詰めるための武器ではありません。現場から届くメッセージです。大切なのは「なぜ、そうなっているのか」を考えること。理解し、改善し、より良い判断をするために使います。

5

数字は、正しく、早く、同じ形で

入力ミス。集計漏れ。人によって違う計算方法。古い数字。こうした状態では、正しい判断はできません。人の注意力だけに頼らず、仕組みやシステムによって間違いを減らしていきます。

6

船を沈ませず、未来へつなぐ

店を続ける。人を育てる。商いを残す。街に必要とされる。次の世代へつなぐ。そのためには利益が必要です。利益とは、船を未来へ運ぶための燃料です。

Captain・Leader・Crew

箱船経営では、役割をシンプルに考えます。

Captain

船全体の進路を示す

どこへ向かうのか。何を大切にするのか。どんな未来をつくるのか。船全体の方向に責任を持ちます。

Leader

特定の箱を預かる

Division Leader、Store Leader、Assistant Store Leader、アメーバリーダーなどがあります。Leaderは偉い人ではありません。より広い範囲に責任を持つCrewです。自分が預かる箱を、より良い状態で未来へつなぎます。

Crew

それぞれの持ち場から船を動かす

少しだけ広く店を見る。少しだけ数字を見る。少しだけお客様を見る。少しだけ仲間を見る。「この船をもっと良くするにはどうしたらいいだろう?」と考える。一人ひとりの小さな経営参加が、強い船をつくります。

箱船経営が目指すもの

箱船経営が目指しているのは、ただ効率の良い会社でも、ただ利益の大きい会社でもありません。

小さな商いが自立し、
人が育ち、
店が続き、
街に必要とされ、
未来へ残っていく会社です。

RELI.STYLEは、店をつくる。人を育てる。商いを育てる。街を育てる。そして、その営みを未来へつないでいきます。

それが、株式会社RELI.STYLEの箱船経営(旧・リリスタイル流アメーバ経営)です。

この考え方で、一緒に船を動かす仲間を探しています。

Crewとして、少しだけ広く店を見る。そんな働き方に興味のある方へ。

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