えびすあんこ誕生とその裏側
読者の皆さんこんにちわ!船津脩平です。
2026年3月1日、当社7つ目のお店『えびすあんこ』が開店しました!
この店がどんなお店なのか(メニューや想いなど)はぜひオフィシャルサイトをご覧ください。
また、オープン当日から現時点まで毎日予想を大きく超える数のお客様にご来店いただき、お待たせして申し訳ないやら、改善に燃えていることなどは、ぜひ公式Instagramに書いておりますので、ご覧いただきまたフォローもしてもらえたら幸いです。
このブログでは、店舗のプロデューサーとしての私の視点で、いくつか考えてきたこと、考えていることを書かせてもらおうかと思います。

photo by @gohan_to_futon
着想と狙い
この会社としてのアクション、つまり「えびすあんこ」を世に生み出した「狙い」は、このエリアにない価値を生み出し、それによってこのエリアに呼べていなかった、人の滞留を生み出せていていなかった、ターゲット層(客層・人々)を呼ぶことにあります。
私のいう“このエリア“とは、佐賀駅から佐賀城までを結ぶ佐賀のメインストリート「中央大通り」であり、その中でも唐人町エリアのことを指しています。広く佐賀市中心市街地エリアと捉えてもらっても構いません。
このエリアに、カフェは増えました。ジムも増えました。パン屋も増えました。美容室も増えたし、飲食店も増えました。10年前よりも、5年前よりも、いくらか賑わっているようには思います。
私はこのエリアで、このエリアを盛り上げるために2013年6月に1号店を出店んして以来、2号店、3号店・・と増やしてきて、早13年・・・やっと7号店まで来れたわけですが、いまだに無いと思っていたものが
「食べ歩ける」×「佐賀らしい」×「安くて買いやすい」
の三拍子揃った食べ物。
そこで、あれこれ考え続けて、ついに閃いたのが、これ「えびす焼き」であり、それを提供する「えびすあんこ」という店舗ブランドだったわけです。

photo by @gohan_to_futon
いいアイデアだね!って言われるけれど
えびす焼き!いいアイデア!って言ってもらえます。正直すごく嬉しいことです。
自分でも、これはすごくいいアイデアだと思っています(笑)
えびす様の数が日本一の街にふさわしい、
食べ歩きスイーツ。
佐賀で(今のところ)唯一無二のソウルフードの生みの親になれたわけですが、どうやってそこに辿り着いたのか、少し解説してみたいと思います。
なんて、もったいぶって言いますが、別に大したことはありません。問い続けただけです。
Q.カフェの客層と違う客層とは?⇨子供や老人かなあ?
Q.カフェと違う価格帯は?売り方は?⇨ほいって渡せるものかなあ?300円を切るようなものかなあ?
ほら。この時点で、
子供や老人が買いにこれて、ほいって渡せる食べ物で、200円台・・・もうたい焼きやん!!!ってなる(笑)
簡単でしょ。
他にも、
Q.観光地にだいたいあってこの佐賀の街中にないものは?⇨そこでしか食べられないようなもの、お土産になるようなもの、名物の饅頭とか団子的なもの?例えば、大阪のキャベツ焼きとか、たこ焼きとか、もみじ饅頭とか、梅ヶ枝餅とか?
Q.佐賀っぽいスイーツって?⇨丸ぼうろ?いや違う、それは長崎にもある。佐賀錦?・・・なんか今回のイメージとちゃうなあ。・・・無いんやん!
Q.佐賀が世界に誇れるものとは?⇨・・・恵比寿様の数じゃね?他にある?んーない、バルーン?まだ歴史が浅い。唐津くんち?それは唐津やし、それに、その規模のくんちは全国にちょいちょいあるような気がする・・・やっぱ恵比寿さんやろ。
Q.恵比寿様のスイーツある?⇨ないやん!(あったとしても俺が知らんってことはほぼみんな知らんやん)じゃあ、これやん!
実際、こんな感じで100や200の問いを立てては仮説を立て、1ヶ月や2ヶ月と言わないくらい考え続けました。
思いついてしまえば、簡単な思考ルートです。
しかし、産みの苦しみは大いにあります。そりゃありますよ。(アイデアの産み方については過去のブログでも触れてるので参考にしてください)
そうして、晴れて「これだ!」と思えるアイデアを発想し、丁寧に丁寧に、それがいけそうか自分なりにさらに検証(思考実験)を重ねて、アウトプット(実際の商品の誕生)まで持っていくわけです。
全て一人でやってるように買いてますが、アイデア産みと、アウトプットの概要と方向性までは私一人でやり、その先の「アウトプットの実行」には何人もの専門家やスタッフの手を借ります。
例えば、ロゴはロゴのデザインが得意なアートディレクターに、たい焼きのことはたい焼きに詳しい専門業者に、あんこのことはあんこの専門業者に、味の開発には料理に詳しいスタッフとともに、といった具合にです。

photo by @gohan_to_futon
結果と反響
こうして生まれた「えびすあんこ」のエビスヤキですが、正直もう大好評です!おかげさまで!本当にありがたいことです。
狙い通り、カフェの客層とはまた違った客層がたっくさんご来店くださいます。どういうことかというと、
例えば、それは先に書いたように、年齢的な面で言えば、おしゃれカフェには20〜50代くらいの男女が圧倒的に多い中で(逆に言えば10代と70代上は少ない中で)子供だけで買いにくるとか、年配の方も頻繁に買いに来るとか。
目的面で言えば、カフェは自分がゆったり過ごすためにご来店いただきますが、「えびすあんこ」には自分で食べるためだけでなく家族に買っていくため、友人に手土産という具合に他者のために買っていくという購買も少なくありません、いやむしろそれがかなり多い。これもカフェにはない購買行動で、客層が違うというより同一客でも財布が別というような。
もっと言えば、おしゃれカフェには行かない人も、くる。200円ならちょっと買ってみようって人も来る、で美味しいからまた1つ買いにきたってひとも日々増える。
こうして、カフェでは呼びきれていなかった多くの方を巻き込むことに成功していると言えます。
というわけで、狙い通り。計画通り!いや、それ以上の結果になっていて、思いが形になってとても嬉しいです。

photo by @gohan_to_futon
何が嬉しいかって
正直にいいます、
売り上げが上がって嬉しいのはもちろんあります。
だって、ここまで多額の先行投資をしてきましたから(建物の改装費とか、設備の購入とか・・・だいぶね)
でも、嬉しいのは売り上げがたって投資回収できているってところじゃ無いんです(信じてもらえないかもですが)
俺という人柄を知ってる人なら、わかってもらえると思うんですけどね、
何が一番嬉しいって、
この街に、このエリアに、これまで(私が)呼べていなかった層を呼ぶことに成功したという自分の狙った成果を達成できている達成感と、その街の光景の2つです。この状況が本当に嬉しい、幸せです。
だから、私は今、「えびすあんこ」の店頭に自ら可能な限り立ち、ご来店のお客様と直接触れ合っているのですが、ここに書いたようにさまざまな客層の方のご来店に触れ、それが日々嬉しくて嬉しくて。
お金じゃ無いんです。
街に、いろんな人が来てくれている。
これが嬉しくて。
なんで、そんなにこのことが嬉しいのか?
それは、そのために活動してるのが当社だから。
まあ要は、ただ私が、めちゃくちゃ仕事熱心ってことですね(笑)
仕事を通して自己実現をする、それが起業し独立開業した人間の生き様でしょう。だからですよ。ただそれだけですよ。
なので、繰り返しますが、シンプルに、人が来てくれて心底嬉しい。これからも頑張ります。ご来店の皆様に会うたびに、私は元気をもらっています。
本当にありがとうございます。

photo by @gohan_to_futon
追伸
ばーっと書いたので誤字脱字あったらごめんなさい。
また、個人的なこだわりですが、ブログやSNSを発信するときはAIさんを使わないようにしていますので、読みにくい文章だったりするかもしれませんが、そこはやっぱ自分の言葉で描きたいので、お許しください。
今後、もっと発信の頻度上げて行きますね(多分)笑
長々とたくさん書くのではなく、さくさく小さいトピックで発信するスタイルに変えて(戻して)行きますので、ぜひお楽しみに。
船津脩平