半年の修行期間を経て



私が事業を構える佐賀でコロナ禍が始まったのが今年2月頃からだったでしょうか。3月、4月、5月はコロナ第1波の凄まじい煽りを受け、まず第一に生命が危ぶまれ、大事にされ、その結果生じる経済活動の停滞による生活苦や不安が多くの事業者を襲いましたね。まさに人類が経験したことのない混乱を極めたこの半年間だったわけです。もちろん、まだ終わったわけではありませんが。



月に1本ずつ更新していた私のブログが、停滞し始めたのもコロナが始まった頃からでした。サボっていたわけではありません(笑)優先順位で後回しになっていたのです!(それをサボっていたというのではないか?と言わないでw)



追い込まれたときこそ、その人の真価

コロナに襲われ、弊社も、モガキにモガキ、できることは全てやってやろう!ほんと、なんやかんやしてました。しまくってました。

画像の説明

いい笑顔でしょう?でもこう見えて、まじで必死でしたw

(写真はつい先日佐賀県のローカリストアカデミーの際に撮っていただいた、最近お気に入りプロフ写真。ローカリストの活動についてはまた別の機会にお伝えさせていただきます。)



飲食業、レンタルスペース業、フィットネス業、美容業(個室)を営む弊社ですので、コロナの煽りをモロ食らってるわけです。いやーやばいと思いました。4月、5月の売り上げは前年度の半分以下、それも、新店舗出して売上が上がって当然の状況で、半減以下ですよ!?(これはまじでやばい笑)

うちは通常でそこそこ優秀な方で営業利益率20%程度ありますが、売上半減というのは月商の30%程度の赤字が月を跨いで続くわけです。個人で扱う金額を超えてるし、その赤字は恐怖ですよ〜。めっちゃ怖かったw



何より、人が動かないし、新型ウイルスに命の危険もある・・・お客様がきても怖いし、来なくても怖い・・・社会がこのままどうなってしまうんだろう、不安でしたね。



でもね、ネガティブになったり、クヨクヨしたりしませんでした。そんな暇、なかったのでw必死で。それと、私の性格でしょうね、ピンチの時こそ、ど根性オリャ〜!!!って気合いが入るし、ギアが上がる男。

トップギアはその人の持つ集中力や覚悟、体力気力、バイタリティなど総動員して、全身全霊で課題解決できるスーパーマンモード。ちなみに、このモードにならないと、空手の試合では勝てません(私は)

そのトップギアの入れ方は、上記の通り長年の空手人生(9歳から28歳で円心の世界チャンプになるまで)を通じて体で覚えましたから。はっきり言ってね!コロナ禍くらいね!俺がトップギアに入れれば、許容範囲でしたよ!はは!(・・・じゃあブログ書けやw)



やれること、全部やってやる!

やってやる、無駄になるかもしれないことも、全部やってやる。とにかく動け、頭を使え、足を使え、って感じで。

また、言っていいですか。実はめちゃ怖かった、必死でした(笑)



トップギアは疲れるし、ちょっと尋常じゃない戦闘モードになちゃいます。ちょっとした興奮状態です。ドラゴンボールで言うところの、超サイヤ人になった状態です。ワンピースならギア4thですね、目つきは鋭く、パワー溢れてて乱暴、ずっとその状態でいるは体に無理があるわけですが、一度も体を壊さず現在を迎えていられるのは、そんな私を気遣いサポートしてくれていた周りの人がいたからで、心から感謝です。


必死にどんなことをしたの?

4月、STAY HOMEを掛け声に、人々が街に出歩かなくなりましたね。私もその一人です。でも、事業には家賃もかかれば、スタッフたちの人件費もかかる。その支払いの先には人の生活(大家さんなら大家さんの生活が、スタッフにも生活)があるわけで、私が支払いを遅れるわけにはいかない。そのプレッシャーと責任感は、とても真っ当なものだと思うし、絶対守るべきお約束、そしてそれを死守することは信頼関係だと思います。

独立開業したんだ、甘えてはいけません。コロナだろうと、前代未聞の歴史的事件であろうと。正々堂々としていなきゃ。

コロナ前の当たり前には戻らないな

4月にはそう感じていましたので、待っててもどうにもならない。今何をすべきか、4月初旬は考えに考えました。そして4月から中旬から動きに動いた、そんな感じでした。


そして、
私がとった5つの行動(大まかに)

  • 社会の支援の仕組みをフル活用させてもらうこと
  • STAY HOMEでも売り上げが立つ仕組みづくり
  • withコロナでも安心して来店できる仕組みづくり
  • 地域経済を動かすムーブメントづくり
  • 将来を見据えた社内体制(組織構造)の見直し改革




とにかく不安でした、必死でした。(何度もいうww 必死!)
だって、私には未来が見えるわけでもなく、上記活動が的を得てるかどうかなんて、確証はないわけで。

でも、やることはとめどなくあることに気づきました。だから、ブログを書く時間も惜しんで(どんな時も私は7時間睡眠はしっかりとるのでw)ここまでやってきたわけです。



  • 社会の支援の仕組みをフル活用させてもらうこと
    • 無利子無担保借入を3月末頃には完了させていました
    • いただけそうな助成金は全て取得できるよう動き、全て取得させてもらいました。


  • STAY HOMEでも売り上げが立つ仕組みづくり
    • オンラインショップの開設
    • テイクアウトメニューの拡充とムーブメントづくり


  • withコロナでも安心して来店できる仕組みづくり
    • 大量の店内パーテンションづくり(得意の!?DIY)
    • リニューアル工事(窓の新設工事/スペース拡張工事等)
    • 店内の基本的対策(アルコールや換気)の仕組み化
    • サブスクの仕組みの見直し(顧客満足を考慮して)


  • 地域経済を動かすムーブメントづくり
    • TO GO PROJECTの立ち上げと活動

https://or-to-go.com

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  • T-yell Projectの立ち上げと活動

http://t-yell.com

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(こちら、おかげさまで50着ほど買っていただき、ご好評いただきました。ご協力いただいた店舗様、並びにご購入いただいた支援者の皆様、本当にありがとうございました。今月末で終了します。)


  • 将来を見据えた社内体制の見直し改革
    • 10店舗の管理がスムーズにできる組織構造改革
    • その他、業務フローの見直しなどなど





そして、私と私のチームは強くなった

9月末の今現在は、はっきり申し上げます。資金的にも、仕組み的にも、チームメンバーも、マインドも、ファンとの関係も、あらゆる面において、弊社は強くなっています。過去最高月商(月間売上)も更新し、新店舗もずいぶん軌道に乗ってきました。絶好調です!なので、今期(来店4月末)までに次の投資も具体的に検討しているほど。



やはり、ピンチはチャンスだった

結果的に、この半年間のコロナ禍は、私の経営においてはコロナ修行だったわけで、修行によって強くなることができたわけです。

強くはなりましたが、余裕ができたわけではありません。

余裕なんてありません。なぜなら、挑戦を止めるつもりはないからです。常にチャレンジャー、むしろそれこそコロナに教わった教訓の一つですから。

コロナが変えた社会に適応させるための軌道修正がある程度目処が立ってきた、ただそれだけ。まだまだここからです。



人が喜んでくれる、と言う報酬。仕事をすればするほど、誰かが喜ぶ、と気づける人。

気づけば私も36歳。今すべきことをやっていきたいと思います。ビジョンを共有できる人と深く繋がり、ノウハウを共有し、共にあゆみ、共に挑戦できる人を見つけていこうと思っています。そして、そのための具体的な取り組みもスタートさせてまいります。



人が喜んでくれることに、喜びを感じる人間と繋がりたい。そう言う仕事の報酬を知っている人と一緒に仕事がしたい。お金?地位?必要なだけあればいい、私は、誰かに喜んでもらいたい。それを仕事にしたいから、直接人と触れ合い喜んでもらえるスポーツトレーナーという仕事も続けるつもりだし、会社経営者として地域が活気づくエリアリノベーションを止めるつもりもない。両立して、やっていきたいと考えています。さらに、その両者の弟子も育てたい。次の世代につなげるために。



仕事をすればするほど、誰かがよろこぶ世界ができる。そう気づいてる人、それを大事にしている人と繋がりたいし、一緒に挑戦していきたいものです。

今日もまた長くなりましたが、一味も二味も変わった、株式会社RELI.STYLEの今後の活動にご注目ください。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!